世界で初めての経口ED治療薬として開発されたバイアグラは医薬品としての成分特許が切れたため、 2014年以降、他の製薬会社によって同成分のジェネリック薬(シルデナフィル錠)が発売されました。ED治療薬の中でジェネリック薬がでるのはバイアグラが国内初となり、効能や副作用などは基本的に先発品バイアグラと同様です。膨大な開発費用がかかった先発薬に比べジェネリック薬は製造コストを抑えられるため、より求めやすい価格が実現しています。勃起不全治療薬のひとつとして厚労省から製造販売承認を取得した医薬品です。

ジェネリック薬は先発薬と有効成分は同じでも形状や使い易さ等、各社工夫をこらしています。当院では各製薬会社の中からシオノケミカル、富士化学、東和薬品を採用しました。(現在、武田テバは扱っていません)

シルデナフィル一覧

シオノch 富士化学 東和薬品
もっとも求めやすい価格のバイアグラ後発薬です。 見た目が先発品バイアグラに寄せて作られており、バイアグラファンにも使いなれた安心感のある錠剤です。 水なしで飲める口内溶解錠で、レモン味・コーヒー味あり

 

先発品 バイアグラ
有効成分 シルデナフィル
のみ方 食後1時間以上たってから
食事の影響 受けやすい
効くまでの時間 約1時間
効いている時間
約4時間(50mg) 約3時間(25mg)
効き方
勃起に必要なcGMPという物質を分解する(萎えさせる)PDE-5という酵素の働きを、有効成分シルデナフィルが阻害する結果、よい勃起が得られる。
副作用
頭痛、ほてり、視界に青み